@article{oai:klc.repo.nii.ac.jp:00000473, author = {中島, 徹}, issue = {21(2)}, journal = {心理・教育・福祉研究:紀要論文集, Japanese journal of psychology, education and welfare}, month = {Mar}, note = {聴覚障害者が災害時にどんな困難さに直面していたのか,必要としていたことを熊本地震後に行われた聴覚障害者に関する報告書から検証し,考察していく。検証し考察していくにあたって,聴覚障害者が抱えた困難さを解決する方策や情報保障の在り方を提案するだけでなく,聴覚障害者の状態や心理を「ろう文化」という視点からも分析を加えていく。特にデフコミュニティ,アイデンティティといった所属意識や障害認識にも注目し,整理していきたい。また地域との関係性にも注目し,日常的な関わりの重要性を聴覚障害者,地域住民双方の視点でも考えてみたい。さらに聴覚障害特別支援学校である熊本聾学校の震災後の取組にも注目し,日々の教育実践で育成していくべき力や地域での役割など,教育が果たす役割にも触れてみたい。災害という特殊な状況下における問題や課題に注目し,解決策を見いだすことが共生社会に向けた取組の一助となることを願うものである。}, pages = {135--146}, title = {災害時における聴覚障害者の現状と課題:熊本地震から見えてきた課題とは}, year = {2022} }