@article{oai:klc.repo.nii.ac.jp:00000339, author = {梅本, 典子 and 久﨑, 孝浩}, issue = {18}, journal = {心理・教育・福祉研究 : 紀要論文集, Japanese journal of psychology, education and welfare}, month = {Mar}, note = {本研究は,大学生の子どもをもつ母親の子どもに対する意識・行動を把握するために尺度を作成した。因子分析をした結果,全43項目は次の5因子で構成されることが確認された:「同一視」「役割没入」「子ども扱い」「責任・管理」「干渉」。さらに,この尺度の各因子で把握される母親の意識・行動は母親自身の愛着スタイルを構成する2因子「見捨てられ不安」「親密性の回避」によってどのように予測されるのかを検討した。子どもの性別で母親を分けて階層的重回帰分析を実施したところ,(1)女子大学生をもつ母親において見捨てられ不安の強さは同一視をポジティヴに予測すること,(2)女子大学生をもつ親密性の回避が強い母親において見捨てられ不安の強さは干渉をネガティヴに予測すること,(3)男子大学生をもつ母親においては見捨てられ不安の強さは責任・管理をポジティヴに予測することが明らかになった。こうした結果から,母親の見捨てられ不安の強さは子どもに対する同一視や責任・管理を強めて子どもの自立を阻んでいる可能性が示唆された。}, pages = {33--44}, title = {大学生の子どもに対する母親の意識・行動 : 母親自身の愛着スタイルとの関連性の検討}, year = {2019} }