@article{oai:klc.repo.nii.ac.jp:00000336, author = {坂本, 昌弥}, issue = {18}, journal = {心理・教育・福祉研究 : 紀要論文集, Japanese journal of psychology, education and welfare}, month = {Mar}, note = {熊本県には国指定天然記念物を始め,数多くの貴重かつ希少な県市町村指定天然記念物が存在する。この指定された天然記念物は,文化財保護法により国及び自治体等によって保存及び活用することが厳格に義務付けられるため,これらに対して適切な理科教育的な活用方法を見出すことができれば,児童・生徒にとって身近な郷土の教育教材として永続的に利用することができるようになる。加えて2019年に改正された文化財保護法が施行され,文化財の保存・活用がこれまで以上に重要視されるようになった。こうしたことを踏まえ,本研究では,熊本県に存在する天然記念物を事例に,国・県及び市町村によって指定・保存・活用されている天然記念物を教育資源としてとらえ,これらを学習指導要領によって積極的な野外観察活動が推奨されている初等・中等教育の理科教育教材として活用することによって,これまであまり注目されてこなかった文化財の教育的価値を見出すことを目的とした。特に2016年4月に発生した熊本地震を引き起こした「布田川断層帯」に対して,2017年11月に文化審議会が天然記念物として指定するよう文部科学相に答申し,2018年2月に国指定天然記念物となったことを受け,こうした地域に存在する天然記念物を用いた理科教育教材の開発の可能性と,その活用法の例示を行った。}, pages = {1--8}, title = {熊本県に存在する天然記念物を活用した理科教育 : 国指定天然記念物「布田川断層帯」の活用例}, year = {2019} }