@article{oai:klc.repo.nii.ac.jp:00000321, author = {糟谷, 知香江 and 村田, ひろみ and 河瀬, 未来世 and 河津, 巖}, issue = {17}, journal = {心理・教育・福祉研究 : 紀要論文集, Japanese journal of psychology, education and welfare}, month = {Feb}, note = {本研究では,放課後等デイサービス事業所において,ある発達障害児の母親を対象として人生紙芝居(糟谷,2014)を実施した過程を報告した。人生紙芝居とは,人々の経験を過去から現在・未来へとつながる一つのストーリーとして視覚的に振り返る技法である。人生紙芝居実施後の母親の内省によれば,この物語を通して3 つのことに気づいている。第一に,障害のある子どもの成長への気づきである。子どもと毎日接しているからこそ見えにくくなってしまう変化を再確認することができた。第二に,家族との関係への気づきである。自分の母と夫に目を向けることによって,努力をしているのは自分一人ではないという気づきが生じた。第三に,自分自身の時間的展望の深化である。彼女は幼少期から将来までの時間のなかで現在の生活を位置づけることができた。人生紙芝居は,母親が障害のある子どもと関わるための力を引き出すことに役立つと考えられる。}, pages = {11--19}, title = {発達障害児を持つ母親の時間的展望の変化 : 「人生紙芝居」を用いた自伝的語りの再構成}, year = {2018} }